中国の習近平国家主席は9月4日午後、北京市内の人民大会堂で、中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事に出席するために中国を訪れたセルビアのブチッチ大統領と会談しました。

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習主席は「中国とセルビアは第二次世界大戦のアジアと欧州の戦場でそれぞれファシズムに打ち勝つために大きな犠牲を払い、重要な貢献をした」として、「現在の国際情勢は変動と混乱が交錯しており、中国とセルビアは第二次世界大戦に関して正しい歴史観を発揚し、反ファシズム戦争の勝利の成果を守らなければならない」と述べました。

また習主席は「セルビアは中国と新時代の運命共同体を共同建設する初の欧州国家であり、双方は発展戦略の連結を強化し、自由貿易協定および相互ビザ免除、直行便の開通などの利便性を活用し、人工知能（AI）、デジタル経済、新エネルギーなどの分野での協力を深化させなければならない」との考えを示しました。

ブチッチ大統領は「グローバルガバナンスイニシアチブは習主席が現在の国際情勢に対する深い分析に基づいて提唱したもう一つの重大なイニシアチブであり、主権平等を遂行し、人間本位を提唱するなどの理念はグローバルガバナンスシステムの改革・完備にとって重大な意義があり、セルビアは完全に支持している。セルビアと中国は親友であり、セルビアは引き続き中国の核心的利益に関わるすべての問題で中国を断固として支持する」として、セルビアと中国の実務協力をさらに緊密にすることへの期待を示し、中国企業のセルビアへの投資・興業に対して歓迎の意を示しました。（提供/CRI）