中国商務部は9月4日、米国から輸入するカットオフ波長シフトシングルモード光ファイバー製品に対して、同日より迂回（うかい）行為防止措置を発動することを決定しました。商務部は2025年3月4日、中国国内企業からの申請を受けて、初の迂回行為防止調査についての立件公告を発表し、法に基づいて同製品に対する迂回行為防止調査を行っていました。

これに関し、商務部貿易救済調査局の責任者は同日、「迂回行為防止調査は中国の法律とWTOルールに合致し、現行の貿易救済措置の権威を維持し、貿易救済措置の実施効果を確保することを目的とするものだ。『中華人民共和国対外貿易法』第36条および第49条に基づき、商務部は対外貿易救済措置を回避する迂回行為に対して調査を開始し、必要な迂回行為防止措置を取ることができる。中国は一貫して慎重かつ抑制的に貿易救済措置を実施し、公正かつ自由な貿易を堅持している。同時に、現行の貿易救済措置の有効性を堅持し、国内産業の合法的権益を保護するため、必要な措置を講じていく」と述べました。（提供/CRI）