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中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会が開催された。
中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会が9月3日午前、北京市の天安門広場で盛大に開催された。中国は壮大な閲兵式を通じて、全世界と共に歴史を銘記し、烈士をしのび、平和を大切にし、未来を切り開くことを誓った。中国の習近平国家主席は重要な演説を発表し、部隊を観閲した。大会には招待された外国首脳をはじめ、関係国のハイレベル代表、国際機関の責任者、元政府要人ら61人が出席し、平和と発展の時代に向けた力強いメッセージを共に発信した。
習主席は記念大会の演説において、中国人民抗日戦争の偉大な歴史的意義を詳しく述べた。中国人民が歴史の正しい側、人類文明の進歩の側に断固として立ち、平和的発展の道を揺るぎなく歩み、各国の人々と共に手を携えて人類運命共同体を構築していくことを強調した。記念大会に出席した各国指導者らは、記念行事を「非常に素晴らしい」「感嘆せざるを得ない」「まさに歴史的意義を持つ世界の友情と記念の式典だった」と称賛した。また国際世論は、「世界の多極化が進む中で、中国が重要な力として果たす新たな姿を鮮明に示した」「世界は中国が平和的発展を堅持する確固たる力であることを目の当たりにした」と評価した。
14年にわたる壮絶な戦い、3500万人以上の軍人と民間人の死傷、そして6000億ドルを超える直接・間接的な経済損失······80年前の中国人民抗日戦争は、莫大な犠牲を払って世界反ファシズム戦争の勝利に巨大な貢献を果たした。一方80年後の今日、世界は新たな激動の変革期を迎えている。国際的な紛争は第2次世界大戦終結以来、最も高い水準に達し、一国主義、保護主義、覇権主義が横行し、弱肉強食の法則が台頭している。人類は再び平和か戦争か、対話か対抗か、ウィンウィンかゼロサムかという選択を迫られている。
「世界は平和を求め、戦争を望まない。対話を求め、対抗を望まない。ウィンウィンを求め、ゼロサムを望まない」――習主席はこうした姿勢を明確に宣言した。このメッセージは、人々が歴史の教訓をくみ取り、理性的な選択を行い、共同で未来を切り開くために信頼と力強さを注ぎ込むものだ。
歴史に対する最良の記念は、新たな歴史を創ることだ。中国は平和と安全保障問題において、世界で最も優れた実績を有する大国だ。新中国の成立以来、中国は自ら戦争を発動したことはなく、他国の領土を寸分も侵略したことがない。平和発展の道を歩むと憲法に明記した唯一の大国であり、国連安全保障理事会常任理事国の中で最も多く平和維持部隊を派遣している。中国が力強く提唱するのは、平和、各国の利益の尊重、そして平等な付き合いと相互尊重という価値観だ。(提供/CRI)
CRI online
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