中国最大の経済都市・上海で最も多い地方料理店は「四川料理」―中国メディア

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中国最大の経済都市・上海で最も多い地方料理店は「四川料理」と中国メディアが伝えた。上海にある四川料理店は7500店以上という。写真は四川料理。

中国最大の経済都市・上海で最も多い地方料理店は「四川料理」と中国メディアが伝えた。電子商取引プラットフォーム「美団」のデータによると、上海にある四川料理店は7500店以上という。

四川料理は中国四大料理の一つ。四川料理では「三椒」と呼ばれる3種類の香辛料が重用される。「三椒」は辣椒(唐辛子)、花椒(山椒の同属異種のカホクザンショウ)、胡椒(コショウ)を指す。代表的なメニューは麻婆豆腐、担担麺、回鍋肉、棒棒鶏などだ。

中国通信社(CNS)によると、上海では8月中旬、上海市商務委員会と静安区人民政府の指導の下、中国最大の口コミサイト「大衆点評」と中国ソフトドリンク大手の「王老吉」が主催した「スパイシーフード・アドベンチャーマーケット」が3日間開催。美団のデータは会場で公表された。

会場には江西料理、四川料理、湖南料理などの辛味を特徴とする地方料理から、上海本場料理、山東料理、安徽料理、台湾料理などが揃った。地方料理の特色あるブランドの上海進出を支援し、上海のナイトエコノミーと飲食消費市場の成長ポテンシャルをさらに引き出すことを目的としていた。

美団のデータによると、今年1月から7月にかけて、上海の辛味料理系の飲食消費額の伸び率トップ5は江西料理、湖北料理、雲南料理、貴州料理、陝西料理だった。特に江西料理は前年比115%増と、上海の地方料理系で最も高い成長率を記録した。

「鮮やかな辛さと香り」で知られる江西料理は、近年上海の大衆飲食店から高級レストラン、コミュニティー食堂まで幅広く展開し、地元消費者の支持を集めており、上海の飲食消費市場をけん引する重要なエンジンとなっている。

今回のイベントでは各地の飲食ブランドがそれぞれ自慢の郷土料理を披露。米粉料理、焼き餅、ピリ辛海鮮料理、羊肉料理など多彩な味覚が集まった。さらに中国各地の老舗店や各省市の上海事務局推薦の特産グルメも集結し、多くの上海市民や国内外の観光客が「中国の味」を楽しみに訪れた。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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