北京の小中高校の各学年でAIリベラル教育を実施―中国

人民網日本語版    
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北京の小中高校の各学年でAIリベラル教育の実施が開始された。

北京市の小中高生は9月1日に秋の新学期を迎えた。新学期から、各学校はスマートスピーカーやロボット掃除機、テレビの音声アシストといった各種AIデバイスの体験を皮切りに、児童・生徒を対象にAIリベラル教育の実施を開始する。北京市教育委員会が発表した「北京市小中高校AI教育地方カリキュラム綱要(試行)(2025年版)」は、今年の秋学期から市全域の小中高校の各学年で8コマ以上のAIリベラル教育を展開し、小中高生を対象に全面的に普及させるとしている。北京日報が伝えた。

北京市の小中高校約1400校の児童・生徒約183万人はAIに関する知識を系統的に学習する。規定によると、学校はAIカリキュラムを単独で新設することもできれば、情報テクノロジー(情報技術)、汎用技術、科学、総合実践活動、労働といったカリキュラムと組み合わせて展開することもできる。カリキュラムは、知識の学習と能力の育成を目指し、応用とイノベーションの両方を重視することを強調する。「AI基本概念」「AI応用と技術」「AI実現方法」「AI倫理と社会」の4セクションをカバーする。

小学校のカリキュラムでは、児童は体験型のカリキュラムを通して、AIの基本概念や特徴に関して初歩的に学ぶほか、AI技術が学習や生活に大きな影響を与えていることを理解する。中学校のカリキュラムでは、認知系のカリキュラムがメインとなり、生徒はAI技術の全体像を系統的に学び、レベルを上げる実践能力や倫理意識を培う。高校のカリキュラムでは、総合性と実践性のカリキュラムがメインとなり、生徒はAIリテラシーと技術の運用能力、イノベーション能力を全面的に培う。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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