2014年10月17日、ロシアのプーチン大統領は、今秋に予定されていた日本訪問が宙に浮いていることに関連し、「日本との政治的な接触が凍結されたのはロシア側が選んだことではない。球は日本側にある」と述べた。18日付で中国新聞社がロシアメディアの報道として伝えた。

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日本政府は、プーチン氏の訪日について「種々の要素を総合的に考慮して検討していく」との方針を表明。今春に予定されていた岸田文雄外相の訪露もウクライナ情勢により延期されたままだ。

プーチン氏は、日露関係が近年、経済・政治の両面で発展してきたとした一方で、「残念なことに、日本との政治的な接触が凍結されたのはロシア側が選んだことではない」とし、「われわれは日本の友人たちとの関係継続を望んでいるが、球は日本側にある」と付け加えた。また、ロシアがアジア太平洋地域との関係拡大を重視していることも指摘した。（翻訳・編集/NY）