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中国の若者に動物園見学が人気です。写真は南京紅山森林動物園のレッサーパンダ。
シティウォークに続いて、中国の多くの都市で若者によるZoo Walk(動物園見学)が人気になっています。週末に友達数人を誘って、近郊のサファリパークを1日ぶらついたり、休日に動物園見学のために他の都市へ出かけたりしています。
夏休み中、中国東部の江蘇省南京市にある紅山森林動物園は毎日観光客でにぎわっています。北京出身の白さんは閉園後も動物園を楽しめる特色あるサービスの夜泊を選びました。「私たちはテントに泊まり、夜にはオオカミのほえる声やカエルの鳴き声、フクロウの鳴き声が聞こえ、朝には鳥のさえずりやテナガザルの鳴き声が聞こえる。ぐっすり眠れたとは言えないが、自然を感じ、自然の中に浸るのが一番だ」と話しました。
南京紅山森林動物園は近年、大変な人気で1日の平均観光客数は延べ1万4000人を超えており、多くの観光客が動物園を見学するために南京を訪れています。このほか、青海省の西寧野生動物園はユキヒョウでネットで人気を博し、上海動物園のトラや黒竜江省ハルビン極地館のライオンは元気で人に懐くことで多くのファンを引きつけ、動物園に来園客を呼び込んでいます。上海動物園はレトロな建築様式も残しており、ブリキ製の観覧車前の芝生や金魚の回廊が若者の新たなチェックポイントとなっています。
動物園が人気の理由として、SNSでは多くの若者が「癒やされる」と答えています。動物園見学は単なる観光ではなく、心を癒す手段になっています。「ネットで見たこの動物園のコンセプトは、動物たちにリアルな自然の中で生活してもらいたいということです。動物園は施設を充実させることで動物たちの心身の健康を守っており、私たちは自然を感じ、動物と触れ合うことで気持ちが癒やされる」と白さんは話しました。(提供/CRI)
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