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中国のSNS・微博上で1日、日本の反中感情に関する投稿が紹介され、注目を集めている。
中国のSNS・微博(ウェイボー)上で1日、日本の反中感情に関する投稿が紹介され、注目を集めている。
微博で300万超のフォロワーを持つアニメブロガーは中国のQ&Aサイト・知乎に投稿された内容をシェア。「日本の民間の反中の雰囲気の根源は何か?」という質問に対し、新疆ウイグル自治区在住のある回答者が、日本に「反中」が存在すること自体に否定的な見方を示したことを紹介した。
それによると、同回答者は「日本に反中の雰囲気はあるのだろうか?毎年、あれほど多くの中国人が日本を旅行しているが、日本人が中国人を襲撃するのを見たことはない。日本の税関では(東南アジアのように)中国人がチップを要求されることもない」と指摘した。
また、「日本では中国の文化を基にしたゲーム(例えば三国志)やドラマ作品などがあるが、日本人にボイコットされてはいない。中国の新エネルギー車は日本でも販売されているが、日本人が販売店を破壊したり、ボイコットしたりする様子も見られない」とした。
このほか、「中国人が日本で国旗を掲げても、日本人は何も言わない。日本人が(コスプレで)人民解放軍の服を着ても、取り囲まれて殴られたり、服を燃やされたりすることはない」とも言及し、「あなたの言う反中とは何か分からない」と述べている。
この回答は微博上で批判を浴びており、ネットユーザーからは「この言葉は彼が日本に行ったことがないことを証明している」「実際に日本に行けば思い知るだろう」「日本に一度も行ったことがない精日(精神日本人)は少なくない」「日本に長く滞在したことがある人や日本に何度も行ったことがある人であれば、『日本は反中ではない』とか『日本人は差別しない』などとは決して言わない」といった声が上がった。
また、「日本の右翼の言葉に耳をふさぎ、日本のニュースを見ていなければ、こういうふうになるだろう」「中国人襲撃事件なんて、日本で何件も起きているだろうに」「日本人は偽善がうまいからな」といったコメントや、「中国にはこんなにたくさんの日本料理店があり、日本のアニメであふれていて、多くの日本人が殴られてもいないのに、なぜ日本大使館はぎゃあぎゃあ騒ぐのか」との反論も寄せられた。
一方で、「これまでに日本に7回行ったことがある。東京、大阪、名古屋のような大都市、広島、福岡のような地方都市、さらには松山、高松、宮津、舞鶴といった町にも行ったけど、差別や反中の雰囲気を感じたことは一度もない」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)
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