中国とは違う!?日本の婦人科検診では「人間であること」を実感―中国人女性

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中国のSNS・小紅書(RED)に8月30日、「日本で婦人科検診を受けて自分が人間なんだと実感した」との投稿があり、反響が寄せられている。

中国のSNS・小紅書(RED)に8月30日、「日本で婦人科検診を受けて自分が人間なんだと実感した」との投稿があり、反響が寄せられている。

投稿者の女性は「私が初めて婦人科検診を受けたのは大学の学内診療所でのことで、あまりに惨めで恐怖だったので婦人科検診に強い抵抗感を持つようになった。23歳の時に嚢胞(のうほう)破裂で北京の病院に搬送された時の処置で、少し(抵抗感が)緩和された。今回、日本でも同じ症状で入院したので、各病院の違いを比較してみたい」とした。

その上で、まず問診について、学内診療所では「数人が並んで寝ている中で校医が大声で性交渉があるかについて何度も訪ね、最後には性交渉がどういうことか知っているかとまで聞かれた」と回想。北京の病院と日本の病院ではいずれも「室内には私1人だけで、通常の問診が行われた」と説明した。

次に妊娠(尿)検査について、学内診療所では「トイレと検査窓口の間に長い廊下がある。プラスチックコップを1つ渡され、自分でトイレまで行って尿を採り、廊下を歩いて戻ってきて必要量を採取された後、再び廊下を歩いてトイレまで残りを捨てに行かなければならなかった」と振り返った。

北京の病院では「プラスチックコップと試験管を渡され、トイレで自分の尿をコップから試験管に移し、その後試験管を持って提出した。試験管は小さく密封されており、扱いやすかった」という。

日本の病院では「プラスチックコップを渡されてトイレに入ると、トイレの壁に小窓が付いていて、尿を採ったコップをその中に置くと向こう側で採取される。自分はそのまま立ち去ればいいだけだった」という。

最後に、超音波(経腟エコー)検査について、学内診療所では「とても陰湿な雰囲気で、私が中に入ると前の女性がズボンを履いている最中だった。検査中に医師から『元気そうなのに、何で検査に来るの?』などと言われ、動作も粗雑で、検査後は入口付近の椅子に座ってしばらく泣いていた」とした。北京の病院については「通常通りの検査で、医師が私を慰めてくれた」と評価した。

日本の病院については、「環境は写真(検査室内の写真をアップ)の通りで、医師との間にはカーテンで仕切りがある。体内に入れる器具もすべて温められているようだった。検査自体は快適とは言えないが、尊重されていると感じられた」と感想を述べた。

中国のネットユーザーからは「国内の婦人科検診には(患者に)一切の尊厳はない。検査中に次の患者が入り口で見てるんだから」「国内の婦人科検診で言われたこと。『処女でもないのに痛いわけないでしょ』」「私なんて『なぜ炎症が起きてるの?適当に性交渉したんじゃないの』って言われた」「国内の検査には尊厳なんてない。エコー検査の最中に別の医師が入ってきて検査担当の医師と、うちのお手伝いさんがどうこうっておしゃべりを始めた。下半身素っ裸の私は空気みたいに扱われ、検査が終わるまでずっとおしゃべりが続いた」といったコメントが寄せられた。

また、「手術にしてもまったくプライバシーはない。手術室からズボンも履いていないカテーテルを刺した状態で出された。同じ部屋に他の患者もいるのにカーテンもなし。男は出て行ってもらったけど、本当に家畜のような扱いだと思った」「私は直腸からの超音波検査を受けたことがある。女性医師が有無を言わせず力いっぱい挿入して、私は痛いって言ったけど我慢させられた。そして検査が終わって器具を抜いた瞬間に血が床まで噴き出した。当時、なぜ賠償請求しなかったのかと思う」といった声も上がった。

ほかにも、「確かに国内の婦人科検診は気まずい」「中国は先進国とまでは行かないまでも国力は上がっているのに、他国と比べるとだいぶ差がある」「正直に言って、婦人科だけのことではないよ」との声がある一方、「医師によるんじゃないか。上海で検診を受けた時は、医師はみんな優しかった」「優しいお医者さんに当たることもある。明らかに個人の問題」といった意見も見られた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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