2014年10月17日、台湾の俳優エディ・ポン（彭于晏）主演のカンフーアクション映画「黄飛鴻之英雄有夢」が、来月開催の第11回香港アジア・フィルム・フェスティバルでクロージング作品に選ばれた。網易が伝えた。

【その他の写真】

香港の新進気鋭の映画監督ロイ・チョウ（周顕揚）がメガホンを取り、伝説のカンフーヒーロー・黄飛鴻（ホアン・フェイホン）を描く映画「黄飛鴻之英雄有夢」。黄飛鴻と言えば、中華圏では誰もが知るヒーローで、これまでに何度も映像化されてきた。最もよく知られているのが、ツイ・ハーク（徐克）監督とジェット・リーによる「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズだ。

カンフー映画出身ではないエディ・ポンだが、ここ数年は体操選手や格闘技選手などを続けて演じ、すっかり肉体派として認知されている。「黄飛鴻之英雄有夢」で見どころの1つとなっているのが、1人で200人の敵と戦うシーン。さらに3階の高さから落下するシーンもスタントなしで演じ、アクション俳優でもある武術指導のユン・ケイ（元奎）をヒヤヒヤさせっ放しだったという。

香港では来月21日から公開される。今月24日に開幕する第11回香港アジア・フィルム・フェスティバルでは、クロージング作品に選ばれ、一斉公開に先駆けて来月14日にお披露目されることになった。（翻訳・編集/Mathilda）