中国人観光客8人が野生のキノコ食べ中毒に、専門家「極めて異例の数」―スウェーデン

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31日、香港メディア・香港01は、スウェーデンを旅行中の中国人観光客が野生のキノコを食べて中毒症状を起こし、病院に緊急搬送されたと報じた。

2025年8月31日、香港メディア・香港01は、スウェーデンを旅行中の中国人観光客が野生のキノコを食べて中毒症状を起こし、病院に緊急搬送されたと報じた。

記事は、スウェーデン北部の都市キルナで26日、ドライブ旅行中だった中国人観光客8人が、自ら採集した野生のキノコを食べて中毒症状を起こし、緊急搬送されたと紹介。病院の説明によると、患者の症状を観察した上での治療を最優先させる方針を取っており、何のキノコをどこで採集したかについて特定できていないと伝えた。患者の詳しい容態については情報がないとのことだ。

スウェーデンのキノコ専門家は、キルナのあるノールボッテン地方には肝臓に深刻なダメージを与える猛毒のシロタマゴテングタケやタマゴテングタケが存在すると警告しているという。

スウェーデン社会事務局の統計によると、同国内でキノコ中毒により病院を受診する人は年間約40人。キルナ病院の救急科責任者も「これほどの規模の集団キノコ中毒患者を受け入れるのは極めて異例」とコメントしており、同国内では滅多に起きない大規模なキノコ中毒事故となったようだ。

記事は、中国のSNS「小紅書(RED)」では近ごろ、「スウェーデンでのキノコ狩りは試すべき体験」といった投稿が散見されると紹介。今回の観光客もSNSの投稿を見て現地でキノコ狩りを行った可能性を示唆しつつ、専門家が「経験豊富な地元民でさえ専門的な判断に頼るため、知識のない外国人観光客が安易に野生のキノコを採って食べるのは極めて危険」と注意を呼び掛けていることを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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