台湾の俳優シュー・グアンハン（許光漢）が30日、香港で映画「他年她日（Measure in Love）」の宣伝活動に出席し、ハリウッド映画出演の話題についてコメントした。

女優で映画監督のシルビア・チャン（張艾嘉）がプロデュースするファンタジーラブロマンス「他年她日」は、9月に釜山国際映画祭で世界初公開を予定。香港や台湾では10月の劇場公開を控えている。30日、香港で行われた記者会見に主演のシュー・グアンハンが出席した。

シュー・グアンハンは昨年8月、突然の兵役履行が明らかになり、今月初めに正式に除隊した。1年間の空白期間を経て仕事に復帰した感想については、「まるでデジャブのようで現実とは思えなかった」と語り、「再就職したような気分」と話した。

兵役期間中は英語と韓国語を集中して学び、スキルが向上したと語るが、最近では2021年公開のマーベル映画「シャン・チー　テン・リングスの伝説」の続編にキャスティングされたとの話題が浮上した。この話についてシュー・グアンハンは初めてメディアの前で自ら語り、「（聞いた時は）自分でも本当なのかと信じかけたくらいで、とてもうれしかった。ただし今のところ何のオファーも届いていないので、もし今後チャンスがあるなら頑張ってみる」とコメントした。

シュー・グアンハンは兵役中、台湾中部・南投県の公益団体に配属され、小学生の登下校の誘導員を務めたり、高齢者のデイケア施設で働いていたことが明らかになっている。最近では、施設の高齢者の前で歌う様子を撮った動画がネット上に登場して話題になった。（Mathilda）