年10億人の日本兵を“虐殺”、トンデモ抗日戦争ドラマを習近平が批判―中国

Record China    2014年10月18日(土) 23時56分

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17日、米華字メディア・看中国は記事「横店映画城では年10億人近い日本鬼子を殺害、習近平総書記が激怒」を掲載した。「今では歴史を尊重しないスパイ・ドラマが多すぎる。視聴者に良くない影響を与えている」と発言したという。写真は中国の抗日ドラマ。

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2014年10月17日、米華字メディア・看中国は記事「横店映画城では年10億人近い日本鬼子を殺害、習近平総書記が激怒」を掲載した。

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習近平(シー・ジンピン)総書記は15日、北京市で文芸工作座談会を主催。文学、映画、演劇、ドラマなどの各界から参加者が集まった。中国作家協会主席団委員の麦家氏は座談会終了後に習氏と握手し声をかけられたと人民日報記者に明かした。その際、習氏は「あなたはスパイ物の第一人者だ」とたたえ、「今では歴史を尊重しないスパイ・ドラマが多すぎる。視聴者に良くない影響を与えている」と発言したという。

このスパイ・ドラマとはいわゆる抗日戦争ドラマを想定したものと考えられる。最盛期の2012年にはゴールデンタイムに放映されたものだけでも70作品を超えた。抗日戦争ドラマのロケ地として知られる横店映画城では2012年だけで48もの撮影グループが抗日戦争ドラマを撮影していた。ドラマの中で殺された日本兵は年に10億人近いのではとも試算されているほどで、歴史を無視した誇大表現の抗日戦争ドラマが横行していると批判されている。(翻訳・編集/KT)

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