ドイツでは多くのメディアが8月27日付で、ドイツ警察は「ノルドストリーム」ガスパイプライン破壊工作への関与が疑われる容疑者全員の身元を特定したと発表しました。ドイツ当局はウクライナ国籍の容疑者6人に対してすでに逮捕状を発行しました。また、別の容疑者1人は死亡した可能性があるとのことです。

報道によれば、破壊工作の容疑者はウクライナが発行した旅券を所持していましたが、旅券に記載された姓名は偽名でした。これらの容疑者はポーランド経由でドイツに入国後、ロストック港でヨットを借り、バルト海の「ノルドストリーム」パイプラインが設置されている海域へ向かい、高性能爆薬と時限装置を使用して、4本のガスパイプラインのうち3本を破壊したと見られています。

また、捜査の結果、乗組員の一部がウクライナの情報機関または軍と明確な関連を有していたことが示されたとのことです。ただし、「ノルドストリーム」の破壊工作が国家による行為であったかどうかは、今も判明していません。（提供/CRI）