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1000年以上の歴史を誇る天津の塩田で生産された塩が世界へ輸出されている。
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紅海の近くにあるサウジアラビアのダンマームで開催された工業フォーラムでは、透明できらきら光っているため「蘆台玉砂」と呼ばれている食用塩や、天然のミネラル配合の洗顔料など、「蘆花」ブランドの海塩関連商品50点以上がずらりと並び、「中国テイスト」が存在感を放っていた。イベント企画者はその日、天津の塩田・長蘆漢沽塩場を、優良中国ブランド・サプライヤーに認定した。中国の塩の産地が今、世界へと力強く進出している。人民網が伝えた。
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中国の国家001号食用塩生産指定企業である長蘆漢沽塩場は2006年に、商務部の第一陣の「中華老字号(中国の老舗)」に認定された。その商標「蘆花」は、中国の食用塩業界では、唯一の認定ブランド「中国馳名商標」となっている。
新時代のスマート塩田セントラルコントロールルームにおいては、情報化とエコ化がこの歴史ある塩田を静かに変化させてきた。東側エリアにある約2.2ヘクタールの海辺の塩田にある水門は、データに基づいて自動でコマンドが出され、開閉され、塩水は事前に設定されたルートに沿って流れていく。パッケージ工場では、数百万画素の工業カメラが、AIビジョンスキャンを通して、問題のある商品を正確に取り分ける。その出荷合格率は常に100%をキープしている。生産現場では、独自に開発した飽和塩水真空製塩技術を活用して、海水のカリウムやマグネシウムといった微量元素を残し、「蘆台玉砂」の高い品質が今に至るまで保たれている。
「中国の塩」を自信を持って海外にPRできるのは、その品質の高さだけでなく、美しい自然環境を維持しながら生産されているからでもある。
2024年、「天津長蘆海塩文化景勝地」は、国家4A級(5Aが最高)の景勝地に指定された。観光客は、雪のように白い塩の山に登ったり、1万平方メートル以上の真っ白な塩の池を歩いたり、五つの機能ホールがあり、塩に関する理解を深めることができる「知塩学堂」を見学したり、近代的なテクノロジーである裸眼9Dを体験したりして、1000年以上続く塩事業の歴史を探ることができる。この5年間で、同景勝地を訪問した観光客は延べ100万人以上に達した。「七彩塩田」は、ネット上で人気の北京市・天津市・河北省の観光スポットとなっているほか、全国海洋科学教育拠点にも指定され、漢沽古塩田は、国家工業遺産に指定されている。
また景勝地からほど近いライブ配信ルームでは、「漢塩海沢」というブランドで、塩田で採れたエビやナマコが次々とPRされている。こうした天津産の水産品は、タンパク質やアミノ酸が豊富で、インターネットを通して、中国各地へと販売されている。
サウジアラビアのサプライチェーンの企業が、「蘆花」の塩を輸入するために、積極的に問い合わせを行っていた。上海協力機構(SCO)加盟国の協力と連携はますます深まっており、さらに可能性が模索されると期待が高まっている。
1100年の歴史を誇る塩田に受け継がれ続けてきた技術は、時代が変わったとしても消えることは決してないことを生き生きと証明しており、そこで作り出される塩には代々受け継がれてきた中国の知恵が詰まっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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