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武漢が中部地域最大の北斗産業集積地になっている。
湖北省武漢市江夏区の長江沿いでは最近、北斗技術を活用し夜間視認機能を備えた監視カメラが夜の川面を監視している。鳴飛偉業技術のエンジニアの余楊(ユー・ヤン)氏は、「北斗技術の力で、夜間や砂嵐、雨・霧の天候でも、船舶の識別番号、状態、航跡、さらには喫水深度まで正確に把握できる」と説明した。中国新聞網が伝えた。
「湖北製」北斗は現在、技術先進地から幅広い産業分野へと浸透し、経済の質の高い発展を牽引する新たなエンジンとなっている。統計によると、今年上半期、武漢の北斗産業規模は前年同期比31%増の339億元(約6950億円)を突破し、中部地域最大の北斗産業集積地に成長した。
北斗分野では「湖北製」の成果がこのほど相次いで現れている。夢芯科技が発表した新世代の高精度SoCチップシリーズは、中国の北斗チップ技術が本格的に2.0時代に突入したことを示している。また、依迅北斗は独自開発した中国初の14ナノメートル北斗高精度時刻同期チップをもとに、3種類の北斗高精度モジュールを発表。ロボットや自動運転、農地保護などの分野で力を発揮している。
武漢依迅北斗時空技術のブランドディレクターの徐丁(シュー・ディン)氏は、「これほど小さな北斗高精度モジュールは、大規模農地での耕地保護に応用でき、精度をセンチメートル級からデシメートル級にまで高められる。北斗の応用はすでに業界の『標準装備』になっている」と語る。
湖北の北斗産業は現在、一点突破からエコシステム全体への高度化が加速している。武漢市内では10万台近くの旅客・貨物車両、9000台近くの路線バス・トロリーバス、さらに長江幹線を航行する旅客船において北斗端末の利用率が100%に達し、50万台を超えるシェア自転車にも北斗測位システムが搭載されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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