2025上期中国M&A市場、取引額が前年同期比45%増―PwC報告書

CRI online    
facebook X mail url copy

拡大

2025年上期の中国M&A市場で開示された取引総額は国内の堅調な戦略投資にけん引されて1700億ドルを超え、前年同期比45%の大幅な伸びとなりました。

大手国際会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が8月25日に発表した報告書「2025年中国企業M&A市場中間レビューと展望」によると、2025年上期(1~6月)の中国M&A(合併・買収)市場で開示された取引総額は国内の堅調な戦略投資にけん引されて1700億ドルを超え、前年同期比45%の大幅な伸びとなりました。

報告書によると、中国国内の戦略投資家による2025年上期のM&A活動の増加は著しく、計20件の超大型M&A取引(1件当たりの取引額が10億ドル以上)が成立し、前年同期を大きく上回りました。業界分布で見ると、ハイテク、トータルヘルスケア、工業分野が超大型M&Aの主要分野となっており、国家戦略の方向性と呼応しています。

同報告書によると、中国大陸部企業による海外M&Aは2025年上期には回復の兆しが見られ、期間中に計3件の超大型海外M&A取引が成立しました。取引はいずれも欧州市場でのもので、取引金額は前年同期より増加しました。

報告書によると、多くのポジティブな要因により、下期(7~12月)の中国のM&A市場は引き続き活発化が進むだろうと指摘し、ポジティブ要因として、A株上場企業のM&Aを通じた成長模索、中国経済の好転による資本市場の評価額上昇、人工知能ロボット技術の推進による投資家の科学技術業界に対する信頼の持続的な増加、魅力的な投資先としての投資家からの継続的な中国人気などを挙げています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携