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中国が独自に開発した超大型ドラグサクション式浚渫船が進水しました。
中国が3年余りを費やして独自に開発した超大型ドラグサクション式浚渫船2隻が8月26日、中国東部の江蘇省啓東市で進水しました。
2隻の超大型ドラグサクション式浚渫船はそれぞれ「通浚」と「浚広」と命名されています。2隻の浚渫船はいずれも長さが約198メートル、型幅38.5メートル、型深さ18メートル、最大掘削深度120メートル、タンクの最大容量は3万5000立方メートル、すなわち一度に18の標準プールを満たす容量に相当し、90分以内に貯泥槽を満杯にすることができます。
「通浚」船のデッキは7000平方メートルを超え、標準的なサッカー場1面の広さに相当します。貯泥槽はデッキより2メートル以上高いエリアに設けられており、さらにその3〜4メートル前には、設置待ちのドラグヘッドが配置されています。
ドラグヘッドはドラグサクション浚渫船の核心部品です。2隻の船には中国が独自に開発したドラグヘッドが装備されており、最大で約40階建てのビルの高さに相当する海底まで伸ばして土砂を吸引し掘削することができます。
また、船倉内には中国が独自に開発した超大出力の浚渫ポンプが収められており、掘り起こした土砂を効率的に貯泥槽に吸い込み、最大12キロ離れた場所まで排出できます。
両船は既存の浚渫船よりインテリジェントであるほかにも、メタノール対応可能なデュアルフューエルエンジンを搭載しており、動力伝達効率は同タイプの船に比べて30%向上し、より環境に配慮したグリーンかつ低炭素仕様となっています。(提供/CRI)
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