児童保育用品に関する国際安全基準が発表、中国や日本など多国間で共同制定

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国際標準化機構は児童保育用品の機械的危険性に対する国際安全基準を発表しました。

国際標準化機構(ISO)はこのほど、児童保育用品の機械的危険性に対する国際安全基準「児童保育用品ー一般安全性ー第2部ー機械的危険性」を正式に発表しました。この基準は中国の専門家が主導し、日本、フランス、アメリカ、ドイツなど15カ国の専門家が共同で制定したものです。

中国国家標準委員会が8月25日に明らかにしたところによると、児童保育用品には、ベビーカーや歩行器などの移動用品、哺乳瓶、おしゃぶりなどの育児製品、ゆりかご、ベビーベッドなどの睡眠用品、安全柵などの安全保護用品が含まれます。

育児用品の機械的危険性とは、子どもがこれらの製品を使用する際、製品の設計、製造、組み立てなどの過程で存在する可能性のある機械的な欠陥により被る傷害を指します。具体的には、鋭利な縁による切り傷、可動部による挟み込み、コード類の付属品による巻き込みなどが挙げられ、これらは目下子どもの安全を脅かす主要なリスク要因の一つとなっています。

国際標準は、子ども向け製品の特性に基づき、機械的な危険性に対する安全理念、接触可能性リスク、可動部品の危険性など19の次元を含む包括的な安全要求体系を革新的に構築し、子どもが製品を使用する際に直面する可能性のある13種類の機械的傷害リスクのシナリオをカバーしています。例えば、製品の可動部が子どもの指を挟んで負傷させる危険性については、「製品の可動部の隙間は3mm未満または12mm以上であるべき」との要求を提示しています。(提供/CRI

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