中国製「ドール服」に海外からの注文が殺到

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中国製「ドール服」に海外からの注文が殺到しています。

アートトイの市場規模が拡大するとともに、人形の派生品である「ドール服」の人気も徐々に上昇しています。若い消費者らはソーシャルメディアで競い合って人気大爆発の「ラブブ」などトレンディーな人形の個性的な着こなしを披露しています。ドール服のデザインや製作は、消費と輸出分野に共通する人気の焦点となり、ドール服を生産する中国の企業には海外からの注文が殺到しています。

中国東部の浙江省海寧市にある紡績生産工場では、従業員が中国の伝統的絹織物の宋錦や薄絹など中国風の生地を主体としたドール服用の生地を生産しており、これらの生地は複数の工程を経てラブブファミリーの美しい衣装に仕上げられます。

関係者によると、ドール服はデザインにより十数元から100元近く(約210〜2100円)の価格で販売されているとのことです。ある電子商取引プラットフォームのデータによると、2024年のドール服の年間売上高は前年同期比117.08%増を超え、今年5月には販売量が急増し、単月の売上高は1000万元(約2億1000万円)を突破したとのことです。

世界のスーパーと称される浙江省義烏市では最近、生産企業が海外からドール服の大量注文を受け、特に日本、韓国、南米、北米からの受注が倍増し、企業も生産を急ピッチで進めています。義烏国際商業貿易城の経営者である楊金花さんによると、ここ数カ月でドール服の注文が急増し、日本や韓国、東南アジアからは3倍以上増加し、工場従業員の雇用も2倍以上増やしたとのことです。

データによると、世界のアートトイ市場規模は2020年の203億ドル(約3兆円)から2024年には418億ドル(約6兆2000億円)に拡大し、今年は520億ドル(約7兆7000億円)に達する見通しです。世界のアートトイ産業の盛んな発展に伴い、ドール服の輸出はさらに多くの発展のチャンスをもたらすと予測されています。(提供/CRI

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