1グラム単価が3万3000円近く、若者に大人気の「痛金」とは?―中国

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金とアニメIPが融合し、ミックスされたデザインの金製装飾品がネットユーザーの間で「痛金」と呼ばれている。

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金とアニメIPが融合し、ミックスされたデザインの金製装飾品が中国のネットユーザーの間で「痛金」と呼ばれている。江蘇省南京市の店舗を取材したところ、あるアニメIPの金製装飾品は1グラム単価が1594元(約3万2700円)に達しており、同日の金価格の1.5倍にあたり、「最も価値が下がらないグッズ」と呼ばれている。

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「痛金」とは、金製装飾品とアニメやゲームなど二次元IPがコラボした新興消費財で、若者層に人気がある。

江蘇省南京市河西新城にある華彩天地ショッピングセンターの潮宏基金製装飾品専門店を訪れると、黄色やピンクの麦の穂模様の編みひものブレスレットは、金メッキのドラえもんがついていて、思わず顔がほころぶかわいいデザインだ。標準価格は2300元。カウンターの店員によると、このアニメIPのアクセサリーは、ブレスレットの麦の穂デザイン部分の編みひも技術が無形文化遺産であり、「文化遺産+アニメキャラ+クリエーティビティー」のコンセプトで、若者の間で人気を集めているという。


別のシナモロールの純金ペンダントトップは重さ1.7グラム、定価3080元だったが、12%引きの2710.4元で販売されている。大まかに計算すると1グラム1594元になり、この日の金価格1006元より588元高い。

SNSでは、「痛金」関連の話題へのアクセス数が225万回を突破した。ECプラットフォームのまとめたデータでは、過去1年間にIPコラボ金製装飾品の取引額は前年比で294%増加した。ソーシャルコマースプラットフォーム「小紅書」などのネットワークでは、「痛金」と打ち込むと、「痛金って何?普通の金より値崩れししにくいの?」という疑問など、多くの話題が登場する。かつて「母親の時代からタンスの肥やしになっている資産」というレッテルを貼られていた金は、今やその固定観念を脱ぎ捨て、若者の間で大人気のソーシャル通貨になっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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