天然ガスの「川気東送」、年間30億立法メートルの輸送力が追加―中国

CRI online    
facebook X mail url copy

拡大

四川産の天然ガスを上海まで輸送する事業の「川気東送」ではパイプライン2号線の第1区間が稼働を開始し、年間約30億立方メートルの天然ガス輸送能力が追加されました。

石油と天然ガスの輸送と調整を手掛ける国家石油天然ガス管網集団(国家管網)は8月25日、四川産の天然ガスを上海まで輸送する事業の「川気東送」ではパイプライン2号線の第1区間が稼働を開始し、年間約30億立方メートルの天然ガス輸送能力が追加されたことを明らかにしました。

このパイプライン2号線の建設工事は「第14次5カ年計画(2021〜2025年)」における重要な大型エネルギーインフラプロジェクトであり、四川省瀘州市瀘県から浙江省温州市に達する総延長約4269キロメートルのパイプラインを建設します。このたび稼働を開始したのは四川省資陽市安岳ガス田から重慶市銅梁区銅梁圧縮ステーションまでの全長56.15キロメートルで、「川気東送」のパイプライン2号線における、四川・重慶・湖北区間の重要な構成部分です。

国家管網西南管道公司重慶分公司の共産党党委員会の李旺書記は、「西南石油ガス田の(一部である)安岳石油ガス田の高石梯ブロックの天然ガスが、最初の区間のパイルラインを通じて中貴天然ガスパイプラインに接続され、四川省・重慶市の天然ガス資源の外部搬出のための新たなルートが追加された。このことで、四川省・重慶市の1000億立方メートル規模の天然ガス生産拠点の建設の加速が力強く保障される上、重慶およびパイプライン沿線の天然ガス資源の利用率の向上することになる」と述べました。

パイプライン2号線は四川・重慶・湖北区間、湖北・河南・江蘇・安徽・浙江・福建区間に分けて建設され、2027年の全面完成が予定されています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携