「民族解放と世界平和のために―中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年記念」をテーマとする特別展が8月25日午前、マカオにある中国・ポルトガル語圏諸国国際商業貿易協力サービス拠点総合施設で開幕しました。本展はマカオ特別行政区政府が主催し、中国人民抗日戦争記念館の協賛により開催されています。マカオ特別行政区の岑浩輝行政長官をはじめ、特別行政区政府関係者や各界代表ら約280人が開幕式に出席しました。

岑行政長官は開幕式のあいさつで、「この写真展は、社会全体が歴史を銘記し、烈士らを追悼するために開催され、同時にわれわれが平和を大切にし、未来を切り開くための厳かな誓いでもある。われわれは新たな時代の使命と責任を自覚し、国家の発展、文明間の相互理解、世界平和へ向けて、さらにマカオの力を貢献していかねばならない」と述べました。

この特別展は、8月25日午後3時から一般公開されています。本展では、1931年の「九一八事変」から1945年の抗日戦争勝利までの14年間に、民族解放のために勇敢に戦った中国の人々の苦難の道のりを、数多くの貴重な歴史的写真や映像資料で紹介しています。特別展は9月24日まで開催されます。（提供/CRI）