中国の6000メートル級遠隔操作無人潜水艇が海上公試に成功

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中国の6000メートル級遠隔操作無人潜水艇が海上公試に成功しました。

中国の海洋総合科学調査実習船「中山大学」号に搭載された6000メートル級の遠隔操作無人潜水艇(ROV)「海琴」号が8月23日、中国南部の南海中沙諸島海域で、初の深海試運転を完了しました。「中山大学」号は、6000メートル級の深海ROVを持つ中国の数少ない科学調査船となりました。

深海ROV「海琴」号は連日、複数の潜水試験を完了し、最大潜水水深は4140メートルに達し、各項目の技術指標とシステムの運行は安定しており、信頼性も高いとのことです。

紹介によると、深海での試運転を実施する前にROVの全部品は陸上試験環境下で6000メートルの水圧試験に合格しており、今回の海上公試は主に検証の役割を果たしていました。通常の基準によると、6000メートル級の水深に対応する装備は4000メートル級の海上公試に合格すれば、深海に対応できるとみられています。

「中山大学」号は目下、中国国内で設計排水量が最も大きく、総合的な科学調査性能が最も強力な海洋総合科学調査実習船で、運用開始以来、深海探査分野で活躍しており、今年7月の時点で、すでに23回の科学調査を完了しています。「海琴」号と自律遠隔制御水中ロボットである「海斗1号」は近日中に、海洋気象ドローン観測、海洋地質形成過程探査、深海生物の生態観測などのミッションを遂行するため、南海海域で引き続き運用される予定です。(提供/CRI

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