中国のエアコン・扇風機の海外への輸出量が急増、受注は9月まで満杯

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中国のエアコン・扇風機の海外への輸出量が急増しています。

欧州の多くの国では今年6月以降、記録的な高温が続き、多くの地域で気温が40度を突破したことから、エアコンや扇風機に対する市場需要が爆発的に増加しています。中国南部の広東省では、エアコンや扇風機の輸出向け注文が急増し、生産が追いつかない状況です。

中国のあるエアコンメーカーは欧州市場の需要に応えるため、高温下でも正常に稼働する広帯域圧縮技術を採用したエアコン製品を投入しました。さらに、省エネ性能に優れたAIスマートチップを搭載した太陽光蓄電機能付きエアコンも、欧州の消費者から高い人気を集めています。同企業の海外製品担当、賴氏は「このラインで生産しているのは7月にフランスとスペインの顧客から受けた緊急の追加注文だ。既に1万7000台を出荷し、残り約3万台は9月初めに出荷予定だ」と述べました。

同様に、広東省中山市の別のエアコン製造企業でも、最近欧州からの注文量が増加の一途をたどっています。生産現場では、産業用ロボットが24時間休みなく、組み立て、検査、仕分けなどの工程をこなしています。欧州市場向けには、複数言語に対応したAI音声操作機能を備えたエアコンも開発・販売しています。

関係者によりますと、今年1月から7月までの広東省中山市の欧州向けエアコン輸出額は前年同期比36.8%増の24億8000万元(約490億円)に達しました。広東省深セン市の扇風機輸出額は60億元(約1190億円)を超え、一連の扇風機製品はアフリカ、東南アジア、北米、南米など幅広い国と地域に輸出されています。また汕頭市では、今年生産されたエアコン、扇風機、ネックファンなどの夏向け家電製品が、欧州、アメリカ州、中東、東南アジアなどを中心に販売されています。(提供/CRI

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