喫煙する魯迅の壁画に苦情「青少年を誤った方向に導く」=中国ネット「言いがかりもいいところ」

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中国メディアの羊城晩報によると、浙江省紹興市の魯迅記念館にある魯迅がたばこを吸う様子を描いた壁画をめぐり、「壁画に描かれた行為は青少年を誤った方向に導く」とする苦情が寄せられた。

中国メディアの羊城晩報によると、浙江省紹興市の魯迅記念館にある魯迅がたばこを吸う様子を描いた壁画をめぐり、同館を訪れた女性が、インターネット上に「壁画に描かれた行為は青少年を誤った方向に導く」とする苦情を投稿した上で、22日には同省の政務サービスアプリを通じて魯迅が右手を握りしめた様子を描いたものに差し替えるよう提案したという。

これについて、中国のSNS上では「誰がそんな苦情を申し立てたんだ?」「言いがかりもいいところだ」「良い子は決して影響を受けたりはしない」「省政府がどう対応するか注目したい」「この女性について苦情を申し立てたい」などのコメントが寄せられた。

魯迅(1881~1936年)は中国の近代文学を代表する作家・思想家で、日本への医学留学から帰国後に文学に転じた。代表作は、辛亥革命の時代を生きる「阿Q」という日雇い農民の男を通して当時の中国社会の矛盾を暴いた「阿Q正伝」や、仙台留学時代の恩師である藤野厳九郎との思い出をつづった「藤野先生」など。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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