靴作りでどんな新しい体験ができるのか―中国メディア

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福建省莆田市にある双馳科技のカスタム工場直営店では、消費者が靴と靴下を脱ぎ、専用機器に15秒間立つだけで、目の前のスクリーンに足長、足幅、土踏まずの高さなど多次元の足型データが表示される。

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靴作りでどんな新しい体験ができるのだろうか。福建省莆田市にある双馳科技のカスタム工場直営店では、消費者が靴と靴下を脱ぎ、専用機器に15秒間立つだけで、目の前のスクリーンに足長、足幅、土踏まずの高さなど多次元の足型データが表示される。新華社が伝えた。

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福建双馳科技のプロジェクト責任者の古瑋明(ウー・ウェイミン)氏は、「このデータを基にAIが消費者に合った靴型やインソールを自動でマッチングし、その後、消費者は自由に色やデザインを選ぶことができる。注文が確定すると、工場内のスマート生産ラインがすぐに稼働し、最短2時間余りでオーダーメイドの靴が完成し、そのまま持ち帰ることができる」と説明した。

古氏はさらに、「当社は全自動のフライニット編み機や、裁断、接着から仕上げ、包装まで一貫対応できるスマート生産ラインを導入し、生産効率を大幅に向上させている」と語る。


莆田市には靴製造・靴素材関連企業が4200社以上あり、従業員数は50万人を超えている。近年、同市は「ブランドイノベーション」と「スマート製造」の両輪駆動による発展の道を積極的に模索し、企業のスマート化改造とデジタルトランスフォーメーションを推進し、新たな活力を生み出している。

双馳科技の朱益真(ジュウ・イージェン)副総裁は、「従来のOEM(相手先ブランド製造)モデルでは、1足当たりの利益率は約5%程度だったが、パーソナライズされたオーダーメイド靴では利益率が10%を超える。現在、工場では年間10万足のカスタムシューズを販売している」と話す。

靴・アパレル産業の「スマート化・デジタル化」が進む中、新たなモデルや設備、工法が次々に登場し、莆田製の靴は「模造品」のイメージから脱却し、高級品へとの転換を果たそうとしている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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