電力消費に新たな活力、AI産業・サッカー観戦・EV充電がけん引―中国

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江蘇省では7月以降、都市サッカーチームのスーパーリーグ「蘇超」の盛り上がりを受け、「夜間経済」をはじめとする特色ある消費シーンがサッカーファンの「第2のホームグラウンド」として注目を集めています。

中国東部の江蘇省では7月以降、都市サッカーチームのスーパーリーグ「蘇超」の盛り上がりを受け、「夜間経済」をはじめとする特色ある消費シーンがサッカーファンの「第2のホームグラウンド」として注目を集めています。同省徐州では、「串焼きと試合観戦」がファンの定番スタイルとなり、7月の飲食業の電力使用量は前年同月比で25%以上の急増を示しました。

「蘇超」の人気に合わせて、江蘇省各地の観光部門は、観戦ツアーパッケージや都市IP(知的財産)イベントなどを迅速に展開し、試合の集客力を観光需要につなげています。7月の江蘇省における主要8サービス業の電力使用量は前年同月比で10.8%増加しました。

国家電網江蘇営業サービスセンターの兪陽デジタル運営部主任は、「スポーツ施設管理事業体の電力使用量は前年同期比 15.8%増加し、外食産業は同10.1%増加した。電力使用量のデータから、『蘇超』の『試合関連経済』による波及効果が、エンターテインメント、スポーツ、観光、飲食など周辺の多様な消費シーンに広がっていることがわかる」と説明しています。

電力使用量の増加は電気自動車(EV)の充電量にも現れています。広東省深セン市では、超急速充電ステーションと充電ポートの数が、ガソリンスタンドと給油機の数を初めて上回りました。今年1〜7月の深セン市の第3次産業電力使用量は、前年同期比6.4%増の259億500万kWhでした。うちEVの充電・バッテリー交換サービスの電力使用量が大きく伸びています。

さらに、人工知能(AI)やビッグデータなどの産業が、計算需要に伴う電力消費を急増させています。国家電網杭州供電エネルギービッグデータセンターの責任者黄天恩氏は「杭州市で稼働中のデータセンターは目下約100カ所に上る。今年7月の総電力使用量は前年同月比224%増の2億2300万kWhに達した」と語っています。(提供/CRI

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