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ポップマートの上半期純利益が4倍超に拡大しました。
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中国のトレンド玩具メーカー、ポップマート(泡泡瑪特)は2025年上半期の業績を発表しました。看板商品の「LABUBU(ラブブ)」シリーズの爆発的な人気を追い風に、売上高と純利益はいずれも昨年通年の実績を上回り、上半期の純利益は前年同期比で4倍超に急増しました。
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発表によると、上半期の売上高は138億8000万元(約2850億円)で前年同期比204.4%増、調整後純利益は47億1000万元(約970億円)で362.8%増となりました。これほどの伸びは、中国国内市場に加え、海外での販売が一気に拡大したことが大きな要因とみられています。
今回の決算は、ポップマートがおこなった世界的な組織再編後、初めての中期決算となります。売上高を地区別に見ると、中国地区は前年同期比135.2%増の82億8000万元(約1700億円)でした。さらに、アジア太平洋地区は28億5000万元(約590億円)で257.8%増、米州地区は22億6000万元(約460億円)で1142.3%増、欧州およびその他の地区は4億8000万元(約100億円)で729.2%増と、特に海外市場で驚異的な成長を遂げています。
同社は近年、世界市場での存在感を高める戦略を積極的に進めています。6月末時点で、世界18カ国・地域に合計571店舗を展開しており、旗艦店やポップアップストアを通じてブランド体験を広げています。人気キャラクターを軸とした知的財産(IP)ビジネスモデルを強みに、ファン層の拡大とコレクター需要の高まりを取り込むことに成功しています。
ポップマートは、中国発の玩具ブランドとして国際市場でも独自のポジションを確立しつつあります。今回の好調な業績は、同社の成長戦略が着実に成果を上げていることを示すものといえます。(提供/CRI)
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