台湾で「鬼滅の刃」ポスター詐欺!60万円だまし取られた人も―台湾メディア

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20日、台湾メディアの民視新聞台は、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のポスターを悪用した詐欺の手口が明らかになったと報じた。写真は鬼滅の刃。

2025年8月20日、台湾メディアの民視新聞台は、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のポスターを悪用した詐欺の手口が明らかになったと報じた。

同作が台湾で公開中だが、その特典として配布される限定ポスターが詐欺グループに悪用されている。台湾の新北市警察局によると、SNS・Threads(スレッズ)で「『鬼滅の刃』のポスター無料配布」との投稿を見たネットユーザーが投稿者に連絡したところ、相手は「ポスターは無料、送料だけ少額負担」と理由をつけて被害者に送金させたという。

また、有名な慈善基金会の口座を使って安心感を装った後、「本人認証が未完了」などと理由をつけ、被害者をカスタマーサポートを装ったLINEアカウントへ誘導し、担当者を名乗る人物の巧みな話術でさらに送金させるという。ある被害者は最終的に総額13万台湾ドル(約60万円)を失い、連絡が途絶えて初めて詐欺に気づいた。

新北市警察局は今月20日、安易にネット取引を信用しないようプレスリリースを発表して注意を促し、「十分に調べ、十分に相談し、冷静になる」ことが被害防止の基本だと強調した。

記事によると、最近の詐欺グループは、SNSを巧みに利用し、人気アニメアイドルのグッズを餌に被害者を誘い込む。さらに「少額の取引で信用を得る」、「カスタマーサービスに誘導する」といった二重の手口で言葉巧みに被害者を操作し、徐々に罠に引き込んでいく。近年、このようなインターネット詐欺が後を絶たないことから、新北市警察局の詐欺防止室も市民に注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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