大阪・関西万博で24日から「遼寧ウイーク」開催へ、ロボットなど展示

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大阪・関西万博で24日から「遼寧ウイーク」が開催される。

遼寧省政府新聞弁公室は20日に開催した記者会見で、同省政府が8月24日から26日までの3日間、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の中国パビリオンにおいて「遼寧ウイーク」を開催することを明らかにした。

「遼寧ウイーク」開催期間中、遼寧省の名産品のプロモーション、文化・芸術パフォーマンス、無形文化遺産のデモンストレーションと実物の展示、大連デーといった一連のイベントが開催されることになっている。中でも、牛河梁紅山文化遺跡を重点的にPRするという。牛河梁遺跡は、中国文明のルーツを明らかにすることを目的とした中華文明探源プロジェクトによって、中国史の新たな時代区分の一つである「古国時代(紀元前3800-紀元前1920年)」の第一段階における代表的な遺跡であることが確認されている。「遼寧ウイーク」において、遼寧省は牛河梁紅山文化遺跡を2回の特別イベントで紹介。裸眼で3Dモデルを確認できる最先端のホログラフィック技術を活用して、牛河梁遺跡の文化財をバーチャル展示する。

「遼寧ウイーク」では、遼寧省のテクノロジーイノベーション分野の成果も展示される。展示内容には、書道ロボットのパフォーマンスや、中国航空エンジン集団が開発したガスタービン「太行110」の模型、中国最大のソフトウェア開発・ITサービス会社である東軟集団のCTスキャナーの模型、瀋陽飛行船デジタルインクジェット設備有限公司が開発した1度に両面印刷できるデジタル印刷技術などが含まれる。

遼寧省国際貿易促進委員会の張巧雲(ジャン・チアオユン)副会長は、「遼寧省にとって、日本は重要な貿易パートナー。双方の友好的な往来や経済・貿易協力は近年、拡大し続けている。日本も地域的な包括的経済連携協定(RCEP)の加盟国であり、当省の対外開放における重要な協力パートナーだ」とする。

張副会長はさらに、「今回のイベントをきっかけにして、日本の各界の方々に、当省が有する資源、地の利、環境面での優位性をより直観的に感じてもらうことで、より多くの日本企業が当省に投資してビジネスを展開し、他分野における交流と協力を深化させることを願っている」と語った。((提供/人民網日本語版・編集/KN)

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