小米の盧偉氷総裁が明言、2027年に欧州EV市場へ本格参入へ

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小米の盧偉氷総裁は2027年に欧州EV市場へ本格参入すると明言しました。

中国の大手テクノロジー企業、小米集団(シャオミ)は8月19日、2025年第2四半期(4〜6月)の決算発表後に業績電話会議をおこない、総裁の盧偉氷氏は、小米汽車が2027年に欧州電気自動車(EV)市場に本格参入する計画を明らかにしました。これは同社が進めるグローバル展開における重要な一歩となります。

電話会議で盧氏は、小米汽車の事業は順調に拡大しており、今年の納車目標である35万台を問題なく達成できるとの見通しを示しました。決算によると、2025年第2四半期における小米のスマートEVおよび人工知能(AI)などのイノベーション事業の収入は前年同期比234%増の213億元(約4400億円)となり、本格的な成長軌道に入りました。現時点では同事業全体は黒字化していないものの、営業損失は3億元(約62億円)にまで縮小し、経営状況は大きく改善しています。経営陣は、2025年下半期には四半期ベースで黒字転換が可能との見解を示しています。

市場では、小米汽車はブランド力と高いコストパフォーマンス、スマート機能を武器に国内市場で急速に存在感を高めていると指摘されています。6月末時点で小米は中国本土92都市で335店舗の自動車販売店を展開しており、同月に発売された初のSUVモデル「小米YU7」は予約開始からわずか3分で20万台、1時間で28万9000台の注文が入るなど強い反響を得ました。

今後、生産能力の向上と販売網の整備が進むにつれ、販売はさらに拡大するとみられます。また、2027年に予定されている欧州市場への参入は、小米が世界の高級EV市場でブランドを確立する上で大きな転機になると期待されています。(提供/CRI

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