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世界一高い橋として知られる中国南西部貴州省の花江峡谷大橋で荷重試験が始まりました。
8月21日午前、世界一高い橋として知られる中国南西部貴州省の花江峡谷大橋で荷重試験が正式に始まりました。大橋開通前の「最終試験」となります。
花江峡谷大橋は全長2890メートルで、主橋のスパンは1420メートル、山岳地域の橋としては世界最長のメインスパンとなります。橋面から水面までの高さは625メートルで、世界一の高さを記録しており、メインスパンと高さの「縦横」ともに世界一の橋と称されています。
この橋は同省六枝特区と安竜県を結ぶ六安高速道路における重点プロジェクトで、関嶺プイ族ミャオ族自治県と黔西南プイ族ミャオ族自治州貞豊県の境界に位置しています。開通後、両側の移動時間が現在の2時間から2分までに短縮される見込みです。
今回の試験は、橋開通前に構造の安全性と荷重能力を検証する重要な段取りであり、橋の「総合健康診断」とも呼ばれます。試験は無荷重試験、静荷重試験、動荷重試験の3段階で構成され、全4日間で実施されます。静荷重試験では18台、48台、96台の3段階で車両数を増やし、最大3300トン超の荷重をかける計画です。現場には400以上のセンサーが設置されており、異なる荷重条件下における主桁とメインケーブルの制御断面の変形および応力状況を計測することになっています。(提供/CRI)
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