中国の俳優ヤン・ヤン（楊洋）主演の仙侠時代劇ドラマ「凡人修仙伝」について、制作側がシーズン2の実現の可能性について語った。

「凡人修仙伝」は300億回超えの閲覧数を誇る同名原作小説の知名度が高く、アニメ化でも人気の作品。OTTサービス・優酷（YOUKU）とネットフリックスで7月27日に配信をスタートし、このほど最終話の配信を終えたが、有効再生回数はすでに11億回を突破。ドラマの人気がアニメ版の注目度を高め、20日までに有効再生回数が42億回を突破した。

シーズン2が期待されるが、このほど同作のエグゼクティブプロデューサーの張龍（チャン・ロン）氏がニュースサイト・新浪（SINA）のインタビューに答え、「現在は制作チームと協議を行っており、オリジナルキャストを維持できるよう最善を尽くすつもりだ」と回答。前向きな発言がシーズン2に期待を寄せるファンを喜ばせている。

「凡人修仙伝」は制作時には全40話だったが、その後の国家広播電視総局のリストでは全34話に縮小され、配信では全30話とさらに削減された。話数が減った理由について張氏は、原作小説やアニメ版を知らない視聴者にも分かりやすいように、必要性がないと思われる場面を削ったと語った。

ドラマ界では最初の3話が作品の成否の鍵を握ると言われるが、「凡人修仙伝」について張氏は「主人公の韓立が修行を積むメインラインを損なうことなく、不要なシーンを削除したことで、特に3話までのストーリー展開に高い評価をいただいた」と話した。（Mathilda）