天津製セントラルヒーティングラジエーター、SCO関係国市場への進出加速―中国

人民網日本語版    
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天津製セントラルヒーティングラジエーターのSCO関係国市場への進出が加速している。

天津税関がまとめた統計によると、1-7月の天津市の上海協力機構(SCO)加盟国・オブザーバー・対話パートナー各国に対するセントラルヒーティングラジエーターおよび関連部品の輸出額が前年同期比71.0%の大幅増となる1950万1100元(約3億9977万円)に達し、旺盛な市場の活力を示している。

天津市寧河区の倉庫では、きちんと梱包されたセントラルヒーティングラジエーターと部品が国際定期貨物列車「中欧班列」に積み込まれてカザフスタンへ発送されるのを待っていた。「中央アジアの寒冷気候に対応」と記されたこのスチール製のラジエーターは、天津の暖房設備企業がSCO市場を深く開拓してきた最新の成果だ。

天津市九鼎陽光暖通の魯楠(ルー・ナン)カスタマーサービス担当マネージャーは間もなく発送される製品を指し示しながら、「当社は中央アジア地域冬季のマイナス20℃以下になる低温環境、暖房の使用時間の長さ、暖房にかかる圧力の大きさなどの特徴に焦点を当てて、ラジエーター全体の構造を改良して水圧の高さを緩和し、放熱量を一般製品より20%増やした」と説明した。

天津市は中国の北方地域で伝統的に製造業の盛んな都市で、セントラルヒーティング設備産業には数十年の技術蓄積とコスト優位性があり、すでに原材料加工から部品製造までをカバーする総合的な産業チェーンを形成している。ここ数年は中央アジア、南アジアなどの地域において高効率で耐久性の高い暖房設備への需要が拡大し続けており、天津の関連企業に海外進出の新たなチャンスをもたらしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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