世界の“中産階級”の3分の1が中国人、3億人以上に=富裕層も急拡大―香港紙

Record China    2014年10月17日(金) 21時18分

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15日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストのウェブサイトによると、クレディ・スイスの報告書から、中産階級が世界で最も多いのは中国で、世界全体の中産階級10億人のうち、3分の1を中国人が占めていることが明らかになった。資料写真。

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2014年10月15日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストのウェブサイトによると、スイスのチューリッヒに本社を置くクレディ・スイス銀行が14日に発表した報告書から、世界に10億人いるとされる中産階級の3分の1が中国人だということがわかった。16日付で参考消息網が伝えた。

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中国の経済成長鈍化への懸念が高まっているが、資産額が100万元(約1735万円)を超える富裕層は今後5年で倍増し、経済成長ペースも他の新興国を上回ると予測されている。現在、中国(本土)人の資産は世界資産全体の8.1%だが、5年後には9.8%を占めると見られ、2016年には資産保有額で米国に次ぐ経済体になるという。

インド紙のザ・タイムズ・オブ・インディア(電子版)は、中産階級の拡大はインド経済にとってプラスに働くと報じているが、報告書ではインドが世界全体の中産階級に占める割合は3%に過ぎず、過去10年にわたってほぼ変動していないと指摘されている。2000年以降倍増し、インドの10倍にまで増加した中国とは対照的である。(翻訳・編集/岡田)

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