おしゃべりに夢中の女性、ベビーカーが坂を下り池に落ちる―中国

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中国・広東省河源市で16日、幼児が乗ったベビーカーが坂を下って池に落ちる事故があった。

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中国・広東省河源市で16日、幼児が乗ったベビーカーが坂を下って池に落ちる事故があった。中国メディアの華商報が18日に報じた。

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事故があったのは同市連平県油渓鎮富楽村。現場の監視カメラの映像には、白い服を着た女性が別の女性と立ち話をする様子が映っている。

女性がベビーカーから手を離して話に夢中になっていると、ベビーカーはゆっくり動き始め、坂道で徐々に加速。気付いた女性は声を上げ、慌てて後を追ったが、ベビーカーは幼児を乗せたまま池に落下。走ってきた女性も勢い余って池に落ちた。


記事によると、幼児とベビーカー、女性はいずれもすぐに引き上げられ、大きなけがはなかったようだ。池に落ちた女性は幼児の祖母だという。


動画を投稿したネットユーザーは「池の深さは約3メートル。以前にもベビーカーが落ちたことがあるが、囲いは設置していなかった。富楽村の委員会(自治体)が景観を損ねるからと作らせなかった」と主張した。

一方、ある村民は「村の委員会が囲い設置を禁止した話は聞いたことがない。個人の(魚飼育用の)池の深さはせいぜい1メートルで3メートルもない」と証言した。

取材を受けた連平県の担当者は「油渓鎮に連絡すべき。油渓鎮が村と協議し、安全対策を強化するのがいい」とコメント。油渓鎮の担当者は「ネット上では安全を強化すべきとの声が出ている。村の委員会に確認した上で対応する」と述べた。

中国のネットユーザーからは「(ベビーカーを)自分の視界に入れておくことすら難しいのか?」「幼児の安全に『小さなこと』など存在しない。一瞬の出来事で一生後悔することになる」「嫁しゅうとの確執はこういうことから生まれる」「ベビーカーは常時ブレーキが利いた状態にして、レバーを握った時だけ動くような設計にすべき」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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