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18日、香港メディア・香港01は、中国でロボット産業が爆発的な発展を見せていることを報じた。
2025年8月18日、香港メディア・香港01は、中国でロボット産業が爆発的な発展を見せていることを報じた。
記事は、中国のロボット産業が爆発的な成長期を迎えており、今年の産業規模は379億元(約7800億円)を突破する見込みであり、コア部品の国産化率は70%を超えていると紹介。その盛況ぶりを象徴するように、北京市ではこの夏に世界的なロボット関連イベントが相次いで開催されていると伝えた。
そして、今月15日に北京市で行われた世界人型ロボット運動会の1500メートル走では、中国のロボットメーカー杭州宇樹科技が開発した「H1」が6分34秒で優勝した一方で、レース中にコースを外れて人に衝突するアクシデントが発生し議論を呼んだことに言及。宇樹の創業者である王興興(ワン・シンシン)氏がアクシデントが人的ミスによるものであることを説明した上で「事故が起きると大騒ぎされる」と述べ、開発中の試行錯誤プロセスで生じる問題に対し社会がもっと寛容になるよう求めたと紹介している。
記事はその上で、中国ロボット市場の成長要因に関する中国メディア・経済日報の分析を紹介。経済日報は、中国の昨年の産業用ロボット販売数が30万2000台で12年連続世界一となったことに触れつつ、大規模言語モデルと身体機能を備えた人工知能(エンボディドAI)による技術的ブレークスルー、高齢化や人件費高騰を背景とした医療・家庭分野、教育・エンターテインメント分野での需要拡大、国と地方政府による購入補助金などの強力な政策支援の3点を挙げた。
記事は、専門家からはロボットがパソコンやスマートフォン、新エネルギー車に続く「新たな消費の寵児」になりうるとの声が聞かれると紹介する一方で、一過性の「目新しさ」から日常的に使われる「必需品」へと移行するには、引き続き政府や企業、社会全体の協力が必要だと指摘した。(編集・翻訳/川尻)
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