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「牧畜バランスインテリジェント監視端末」が興安盟で実証運用を開始しました。
草原における過放牧問題を解決するため、国家農業情報工学技術研究センターや内蒙古興安盟農牧局などが共同開発した「牧畜バランスインテリジェント監視端末」が8月16日、興安盟で実証運用を開始しました。
興安盟の草原では、作業員が低空ドローンを操作して空撮画像を取得し、監視端末に送信します。端末は牧草の生育量と実際の家畜頭数を分析し、牧場規模に基づく適正頭数と照合することで、科学的に草原における過放牧状況の有無を判定します。
国家農業情報工学技術研究センターの李奇峰研究員によると、このシステムにより草原全体の監視効率が4〜5倍向上し、分析精度は96%以上に達し、過放牧監視を効果的に支援し、草原と家畜のバランス維持に重要な技術的支柱を提供したとのことです。
興安盟は中国東北部に位置する大興安嶺の南麓に位置し、生態系の自己回復能力が脆弱(ぜいじゃく)で、草原などの自然環境が一旦破壊されると、回復するには非常に長い年月を要します。(提供/CRI)
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