中国の俳優ヤン・ヤン（楊洋）がインタビューで最新作の主演ドラマ「凡人修仙伝」までの空白期間について心情を語った。

今夏配信の仙侠時代劇ドラマ「凡人修仙伝」が好調を示し、シーズン2も期待されているヤン・ヤンだが、この「凡人修仙伝」は2023年の夏季シーズン配信の現代ドラマ「消せない初恋（我的人間煙火）」から実に2年ぶりの作品となっている。

ヤン・ヤンが消防士を演じた「消せない初恋」では、演技スタイルからストーリー、せりふに至るまで「脂ぎっている」「キザ」だと批判を浴びた。また、消防機器の取り扱いについて消防署からクレームが寄せられるなどの騒ぎもあり、ヤン・ヤンの好感度が急落する事態となった。

ヤン・ヤンはこのほどインタビューで、「消せない初恋」以降の2年間について言及。「ここ2年、あまり皆さんの前に現れなかったのは…」と少し言いよどんだ後、「言ってしまおう。勇敢に立ち向かわないと」と笑顔を見せ、「ある役柄の印象があまり良くなくて、その時期は皆さんが僕のことをあまり好きではなかったと思うので、皆さんの前に出るのを控えました」と、「消せない初恋」の影響が少なからずあったことを語った。

さらに、「出会った役柄や出会ったタイミングはすべて貴重な経験で、僕が成長するため皆さんが手助けしてくれた機会と思っています。これまでの批判にも感謝しているし、俳優としてやるべきことをやっていこうと思います」と語り、経験を糧とした前向きな姿勢を示した。（Mathilda）