中国で「醜い」商品の人気がますます高まる―英メディア

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中国メディアの環球時報は16日、中国で「醜い」商品の人気がますます高まっているとする英ロイター通信の記事を紹介した。写真はラブブ。

中国メディアの環球時報は16日、中国で「醜い」商品の人気がますます高まっているとする英ロイター通信の記事を紹介した。

記事はまず、中国の杭州でこのほど、キャベツの葉にヒントを得たサンダルからいびつな形をした猫の抱き枕に至るまで、オンラインで販売されているとても美しいとは思えない商品に焦点を当てた展示会が開催されたことを取り上げた。

記事によると、この展示会は、電子商取引大手タオバオの毎年恒例の「醜い商品アワード」で優勝または最終選考に残った300点余りの商品を特集したもので、7月下旬から8月中旬までの開催期間中、1日3000人を超える来場者を集めた。タオバオの「醜い」商品の2020年以降の売上は1億元(約20億5000万円)を超えていて、関係者は、この分野の現在の成長率は「2桁または3桁」だと見積もっている。

記事は関係者の話として、「個性を表現したい若い消費者が、こうした商品の人気を後押ししている。経済が低迷する中、彼らは手頃なぜいたく品を求めている」とし、これは「情緒消費(感情消費、エモ消費)」と呼ばれ、近年ますますブルーオーシャンとなり、人気が高まり、新しい消費経路になりつつあると伝えた。

記事によると、この現象の代表例が、大きな目と歯を見せて笑う姿で世界中で購買熱を巻き起こしたダサかわいいアクセサリーの「ラブブ」だ。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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