ヤン・ミー（楊冪）主演の中国ドラマ「生万物」が好調を示す中、共演したオウ・ハオ（欧豪）との意外な過去の関係も注目を集めている。

中国中央テレビ（CCTV）と愛奇芸（iQiyi）で13日に放送・配信をスタートした「生万物」は、人民文学奨を受賞した小説「繾綣与決絶」を映像化する作品。ヤン・ミーとオウ・ハオが主演し、1920～40年代の山東省の農村を舞台に、登場人物の運命を通して時代の変革を描く。

放送を開始した13日、CCTVドラマチャンネルでは瞬間最高視聴率が3．27％に到達。同チャンネルで瞬間最高視聴率3％を突破した歴代ドラマ作品の中で3位につける最速記録をマークした。また配信でも好調を示し、14日以降は最新の時代劇ドラマ「錦月如歌」と並んでシェア率15％台をキープしている。

「生万物」でヤン・ミーは初共演となったオウ・ハオと夫婦を演じているが、15日に行われたライブ配信で「芝居は初めてだけど舞台は初めてじゃない」と語り、実は過去に共演があったことを明かした。ヤン・ミーが話したのは、オウ・ハオの正式デビューのきっかけとなった2013年の人気オーディション番組「快楽男声（Super Boy）」のことで、ヤン・ミーは挑戦者の生殺与奪の権を握る審査員「V神」の1人として出演していた。

当時、準優勝に輝いたオウ・ハオは情熱的なパフォーマンスで「戦神」と呼ばれて人気を獲得したが、「V神」を務めたヤン・ミーは当時を振り返って「神々の戦い」と語り、ライブ配信でコラボしたオウ・ハオを笑わせた。

「生万物」でヤン・ミーが演じる主人公の寧繡繡は、嫁入りの日に匪賊に誘拐され、救出したオウ・ハオ演じる貧しい農村青年の封大腳に嫁ぐことに。「落ちぶれ令嬢」と「忠犬彼氏」のカップル感も人気を集めている。（Mathilda）