中国のファンが「鬼滅」目当てに台湾・金門へ、盗撮や海賊版問題が深刻に―香港メディア

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14日、香港メディア・香港01は、台湾の金門が日本のアニメ「鬼滅の刃」に関連した「聖地」と化しており、中国から大量の観光客が押しかけて問題になっていると報じた。

2025年8月14日、香港メディア・香港01は、台湾の金門が日本のアニメ鬼滅の刃」に関連した「聖地」と化しており、中国から大量の観光客が押しかけて問題になっていると報じた。

記事は、世界的人気の高いアニメ「鬼滅の刃」の最新劇場版「無限城編」が7月18日に日本で公開され人気を集める中、現地での公開予定が決まっていない中国本土でも関心が高まっており、今月8日に上映が始まった台湾に見に行くファンが出現していると紹介。中でも中国本土に近い金門の映画館には福建省のファンが続々と押しかける状況になっていると伝えた。

そして、金門の地元住民からは、近ごろ映画館の入口が関連グッズを持った人やキャラクターのコスプレをする人でごった返しており、一種の「映えスポット」になっているといった声が聞かれるとした。また、金門の映画館にとって現在の状況は「思いがけない幸運」であり、「中国本土からの観光客のおかげで、映画館の経営が一時的に潤った。これなら閑古鳥が鳴く心配はないね」と語る市民もいたと紹介している。

一方で、現地では劇場での盗撮や海賊版の流通といった問題も発生していると指摘。SNSでは「映画館で携帯電話を使って堂々とスクリーンを撮影している人がいる」という非難の声が出ているほか、一部の動画投稿サイトには劇場で撮影したと見られる映像がすでに流出していると伝えた。

記事は、「鬼滅の刃」が美しい映像、魅力的なキャラクター、そして心を揺さぶるストーリーで、世界中の視聴者を魅了してきたと紹介。特に原作のクライマックスである「無限城編」は、長年ファンが待ち望んだ物語の集大成だとし、中国本土のファンが関心を寄せる背景を説明した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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