スポーツ観戦がけん引する観光ブーム、地方リーグ戦が盛況―中国

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「スポーツイベントを追い掛ける観光」が新たなトレンドとなり、中国全域で急速な盛り上がりをみせています。写真は浙江省都市バスケットボールリーグ「浙江BA」。

今年の夏休み期間中、「スポーツイベントを追い掛ける観光」が新たなトレンドとなり、中国全域で急速な盛り上がりをみせています。各地では文化とスポーツツアーの深い融合が進められ、多くのスポーツ競技や関連イベントが文化と観光消費を活性化させる新たな支柱となっています。

国際囲碁大会が先ごろ、中国北西部の新疆ウイグル自治区阿克蘇(アクス)地区烏什県で開催されました。開催日に同県を訪れた観光客は延べ1万5000人に達し、観光収入は495万元(約1億200万円)に達しました。ここ数年、同県には国際囲碁文化交流センター、囲碁館、囲碁研修基地が続々と建設され、国家囲碁代表チームと連携した囲碁集中キャンプも開催されています。さらに現地では「囲碁+研修」「囲碁+民俗」など複数の特色ある文化ツアーのコースが打ち出され、各地から訪れた観光客や囲碁マニアに「シルクロードの泉の町」(泉の町は烏什県の別称)という没入型の体験を提供しています。

「スポーツイベントのためにその都市を訪れる」というキャッチコピーがあるように、中国東部の浙江省では、2025浙江省の都市バスケットリーグ「浙BA」を観戦するために大勢の観光客が殺到しました。浙江省各地では文化、観光、スポーツ、商業などの各種消費クーポンが計9665万元(約19億9000万円)発行され、さまざまな関連消費額は計4億2300万元(約87億円)に達しました。また、文化観光フェアが計390回開催され、1億7400万元(約36億円)の消費を促しました。

一方、中国北部の内蒙古自治区オルドス市オトク前旗では8月12日、2025年「オルドス草原村アマチュアバレーボール大会」が閉幕しました。大会期間中、現地では蒙古族の伝統的祭典ナーダム大会や文化観光フェスティバルなどのイベントが同時に開催され、観光客総数は前年比11%増の延べ155万人に上りました。また観光による総合収入は前年同期比14.2%増の27億2000万元(約559億円)に達したとのことです。(提供/CRI

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