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中国発のアートトイブランド「POP MART」はタイ・バンコクの商業施設に世界最大規模の旗艦店をオープンしました。
中国発のアートトイブランド「POP MART(ポップマート)」は8月8日、タイ・バンコクの商業施設、アイコンサイアムに世界最大規模の旗艦店をオープンしました。店舗は総面積760平方メートル、2階建てで、アート・文化・ライフスタイルを融合させた没入型空間が特徴です。開業式典には、同社の最高経営責任者(CEO)の王寧氏や人気キャラクター「MOLLY(モリー)」の作者の王信明氏、タイの著名人らが出席しました。
店内はタイの伝統文化や「水文化」をデザインに取り入れ、入り口には高さ4メートルのタイ限定MOLLY像が設置され、来訪者の撮影スポットとなっています。
また、同ブランド初の海外カフェ「ポップマートカフェ」も併設し、童話をテーマにした空間でIPキャラクターの要素を取り入れたメニューを提供しています。さらに、MOLLYの世界観を紹介する特別展も期間限定で開催し、ファンが作品や物語に浸れる機会を提供します。
ポップマートは2023年9月にタイ初の実店舗を開業しており、当日は徹夜で並ぶ人が現れるほどの人気で、初日の売り上げは200万元(約4100万円)を突破しました。「LABUBU(ラブブ)」や「CRYBABY(クライベイビー)」などのキャラクターは東南アジアで熱烈な支持を集め、文化要素を取り入れた商品やイベントがSNSでも大きな話題を呼んでいます。
同社はタイを東南アジア戦略の重要拠点と位置付け、現地の文化的多様性と流行に対する敏感度はブランド理念と合致すると強調しています。
同社の2024年の売り上げは130億4000万元(約2690億円)に達し、前年比で106.9%の伸びを示しました。2025年4月末時点で世界14カ国に88店舗を展開し、今後もIPを軸に文化融合と体験革新を進め、グローバル市場での存在感を高めていく方針です。(提供/CRI)
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