1個6万円の四角いスイカが物議、店「日本から輸入した」―中国

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13日、極目新聞は、江蘇省の果物店が日本産の高額な「四角いスイカ」を販売していたことが注目を集め議論を呼んだと報じた。

2025年8月13日、中国メディアの極目新聞は、江蘇省の果物店が日本産の高額な「四角いスイカ」を販売していたことが注目を集め議論を呼んだと報じた。

記事は、江蘇省無錫市のあるネットユーザーがこのほど「地元の果物店で、2999元(約6万円)もする四角いスイカが売られているのを見た」とする動画を公開したと紹介。動画では「香川・善通寺」という商品名の四角いスイカが商品棚に置かれ、値札には2999元という価格とともに日本産であることが表記されていたと伝えた。

そして、SNS上では「絶対に丸いスイカよりおいしくないだろう」「売れるかどうかはバカな金持ちがどれだけいるかにかかっている」といった感想が寄せられているとした上で、実際に四角いスイカを売っていた果物店の店員が「これは枠型を使って四角い形に実るようにした観賞用のスイカで、日本から輸入した。2999元という値段が設定されているが、販売はしない」と語ったことを紹介している。

また、西南大学(重慶市)園芸園林学院の教授が四角いスイカについて「枠型の中で生長させて成形したスイカであって、その栄養価値は通常のスイカと変わらない。主に商業者が消費者の目を引くためのもの」と説明したことを伝えた。

中国のネット上では、珍しい形状の非売品とはいえ、日本産の輸入スイカに2999元という非常に高い値段がつけられたことに対する疑問や反発の声が見られる。ネットユーザーからは「日本からの輸入品だから良い物だなんて、いつの時代に生きてるんだよ。外国びいきがここまで根深いとは」「小日本のものは絶対に買わない」「精神日本人たちは家族のために買って帰るんだろうな」「型にはめて作ったスイカにそこまでの価値があるのか。無知の代価ってやつだな」といった感想が寄せられた。8月15日の終戦記念日が近いことも、ネガティブな意見がより多くなった一因とみられる。

また、「これは日本での販売価格2999円を店主が間違えて2999元って書いたのではないか」という意見も。これについては、今年7月に香川県善通寺市特産の四角いスイカが1個1万円ほどで出荷されたと日本メディアが報じているため、店主が値段を間違えて書いた可能性は低そうだ。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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