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上海自然博物館が来園客のポイ捨てによりごみだらけになっている写真が、中国のSNS上で物議を醸している。写真は中国のSNSより。
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上海自然博物館が来園客のポイ捨てによりごみだらけになっている写真が、中国のSNS上で物議を醸している。
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現場で撮影された写真には、館内の展示物の脇に飲み終わったボトルや菓子の袋などが放置されている様子や、展示物の柵内の床、館内の階段などにポイ捨てされたごみが落ちている様子が写っている。
あるユーザーは「信じられない。まるでごみ捨て場のよう。標本の足元に食べ終えた棒付きキャンディー、まるでピクニック直後のようなごみの山。(夏休みで混雑していることから)心の準備はしていたものの、まさかここまでひどいとは思わなかった」と嘆いた。
中国メディアによると、多くの来館者が長時間滞在するために昼食を持参しており、昼時になると館内のあちこちで座り込み、かばんからマントウ(蒸しパン)、パン、ビスケット、果物などを取り出して食べている。一部エリアでは飲食自体は禁止されていないが、食後にきちんとごみを片付けない客も大勢いるようだ。
上海自然博物館は「すべての標本は自然からの贈り物。すべての空間はみんなで一緒に守る必要がある。ちょっとした行動が環境への敬意となる。館内展示品を保護し、安全で清潔、快適な見学環境をつくるため、食品や飲料を展示エリアやシアター内へ持ち込まないようにしてほしい。ごみは必ずごみ箱に入れるか、持ち帰ってほしい」と呼び掛けている。
なお、上海自然博物館ではこのほかにも、大勢の子どもが展示エリアの柵内に入って標本にまたがるなど大騒ぎしている動画が撮影され、批判の声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
上海自然博物館の惨状が物議 pic.twitter.com/P2EamUPpEn
— レコードチャイナ (@recordchina) August 14, 2025
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