拡大
中国の民間書道団体「蘭亭書会」が日本に新たに設けた京都研究院の設立を記念する書道展が11日、京都文化博物館で開幕しました。
中国の民間書道団体「蘭亭書会」が日本に新たに設けた京都研究院の設立を記念する書道展が11日、京都文化博物館で開幕しました。会期は17日までの1週間で、今年春に浙江省紹興市で開催された「墨跡がつなぐ中日の絆」中日青年書道研修ツアーの作品も併せて展示しています。
会場は京都文化博物館6階の和室ギャラリーで、常設展では日本の著名書道家や蘭亭書会、呉昌碩芸術研究会会員の作品を展示しています。特設展では「墨跡がつなぐ中日の絆」のイベントで中日両国の青少年が共同制作した書道作品が展示されています。
開幕式には、京都国際芸術文化交流センターの傅巍会長、在大阪中国総領事館の魏有美副総領事、日本の書道家・杭迫柏樹氏、呉昌碩芸術研究会の呉超会長、日本の書道家・中西咲葉氏などが出席し、あいさつしました。
魏副総領事は、長年にわたり中日芸術交流に尽力してきた文化人の努力を称賛した上で、「今回の展示会には、墨跡で文化の血脈を受け継ぐベテラン書道家の作品と、両国の友好の未来を感じさせる若者たちの作品が共に息づいている」と述べました。
中日書道交流の証人でもある91歳の杭迫氏は、「中国文化を非常に尊敬している。日本文化は漢字の伝来によって飛躍的に発展した。私は中国本土を90回にもわたって訪れ、両国の書道交流を深く見届け、推進してきた」と語りました。
「墨跡がつなぐ中日の絆」のイベントで日本側の指導教師を務めた中西氏は、3月末の紹興市でのツアーを振り返り、「両国の26人の学生が13組のペアを作り、『平和』『夢』『友情』をテーマに、言葉の壁を超えて書を共同制作した。時には翻訳アプリを使いながら、自分たちで相談して創作内容を決め、直感やあうんの呼吸を通じて作品を書き上げた。このような文化の継承と国際交流が末永く続くことを願っている」と紹介しました。
会場には来場者が参加できる「千字文」書道リレーの特設コーナーも設置され、訪れた中日両国の若者が1500年以上読み継がれてきた古典に親しみながら、異なる筆致で、共同で一つの作品を書き上げることができます。(提供/CRI)
Record China
2025/8/13
Record China
2025/8/13
華流
2025/8/13
Record Korea
2025/8/13
Record China
2025/8/13
Record China
2025/8/13