成都で開催中のワールドゲームズの運営状況が次回大会の開催地であるドイツのメディアから高く評価されています。

ドイツ紙『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の公式サイトが最近、2022年ワールドゲームズ開催地の米国アラバマ州バーミングハムは理想的な治安状況とは言えなかったものの、成都では一人旅の観光客でも非常に安全と感じられると報じました。

パンダで有名な成都で行われているワールドゲームズは参加選手や各国代表団の関係者から、運営面でも他の大規模スポーツイベントに匹敵すると評価されています。ビーチハンドボールドイツ代表のイェンス・ウーベ・プフェンダー監督は、「ここのスタンダードは時にはオリンピックを上回ることもある。インフラ全体がユニークで、地下鉄も素晴らしい」と話しました。オランダの体操選手2人は、選手村の宿泊施設を称賛し、「数千人ものボランティアが迷子を出さないよう配慮しており、大量のバスが時間通り正確に運行している。気温が35度を超える中、部屋や競技場には空調設備が完備されている」と高く評価しています。

次回のワールドゲームズは2029年にドイツのカールスルーエで開催される予定です。この記事はまた、成都での取り組みのすべてが「ドイツでの大会運営の模範となるだろう。中国はオリンピックに匹敵する開会式で、ドイツに対して非常に高い基準を示した」と指摘しました。また、「開会式のパフォーマンスは西洋のクラシック音楽、世界的に知られているポップソング、中国の伝統音楽をミックスしたもので、フレンドリーで現代的かつ開放的な中国を示す意図が込められていた」と評価しています。（提供/CRI）