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中国産野菜がラオスで人気商品になっています。
ラオス首都のビエンチャンにあるショッピングセンターに足を踏み入れると、セロリ、ブロッコリー、白菜、ジャガイモなどの野菜がずらりと並んでいます。ショッピングセンターのスーパーマーケット部門の責任者によると、これらの野菜の大部分は中国産で、中国・ラオス鉄道を経由して運ばれてきました。熱帯では栽培しにくく見た目のよい野菜は、ラオスの消費者やラオス在住の外国人に大人気です。
今年上半期に中国・ラオス鉄道を経由してラオスに輸送された中国産野菜は前年同期の6〜7倍で約3万8000トンを上回り、ラオスの野菜市場を大いに豊かにしました。
熱帯にあるラオスでは、毎年12月から翌年4月までは野菜の栽培と収穫が行われますが、その後は雨期に入り、野菜は大部分が輸入に頼ることになります。中国・ラオス鉄道の開通により、ライスの人々が雨期でも新鮮な野菜を食べられるようになりました。
中国・ラオス鉄道が開通した当初は、中国からラオスに向かう列車のコンテナが空の状態であることがほとんどでしたが、2023年に野菜輸送の業務を開始したことで、状況が一変しました。同鉄道でマンゴーやドリアン、マンゴスチンなどの旬の熱帯果物を東南アジアから中国に輸送し、復路の列車で中国産のトマトや唐辛子、レタス、ネギなど、新鮮な野菜を積んだコールド・チェーンコンテナが48時間以内にビエンチャンに到着します。中国産野菜は不要な葉がほぼ処理されていて、見た目がよく品質が安定していることから、ラオスの消費者に大いに歓迎されているとのことです。(提供/CRI)
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